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ショート動画の話

プロデューサーさとみの”欠陥”

私の仕事のポリシーは、シンプルです。

手を抜かない。

…いや、正確に言うと「抜かない」じゃなくて

手を「抜けない」。

性格的にね、もー無理なんです。

誰に言われたわけでもなく、昔からそう。

そしてこの謎の完璧主義は、良くも悪くも、私の人生に強烈な影響を与えてきました。

実際仕事で手抜く人とか基準値の低い人(上げる気がない人)とかめっちゃくちゃ嫌いです。

どんなに優秀であっても「小手先でこなす」感覚で仕事する人とは、一緒に良いものを作り上げることって絶対できないですからね。

私はクオリティ至上主義なんです。

ネイリスト時代からの120点主義

私は元々ネイリスト。

ネイリストというと 接客×技術 の仕事ですが、

私の場合「技術バカ」と当時の社長から呼ばれるくらいには
技術一辺倒の、ま〜ぁ偏ったネイリストでした。

コンテストにも出ていたし、細部までこだわってこだわって
「作品」を仕上げるのがすごく好きだったのもあり。

お客様にネイルを施術するときも、
私にとってはただの“施術”じゃなく、「作品」なんです。

どんなに忙しくても、どんなお客様でも、
自分が納得する120点を出したい。
いや、出してしまう。

「この色味、もうちょっと調整したい」
「ラインの角度があと1度違うだけでめっちゃ印象変わる」
「あと0.1ミリ削ったら爪の形カンペキ」

そんな細部にこだわって、
時間をかけてでも自分の“完璧”に近づけてしまう。
(だから、よく予約も押してましたw)

結果、お客様からは確かに喜ばれるんですよ。
「すごい!」「綺麗!丁寧!!!」って。

でも、その代償として「人にも同じレベルを求める」という
欠陥を抱えることになりました。

スタッフ全員、半年で辞めました(笑)

そんな私も、店長になった経験があります。

いろんな人がいると思いますが、
店長という役職は私にとってはすごくやりがいもあったし
ある程度お店を自由にしたり方向性も決めることができたし
上にヘコヘコしなくていいので、割と向いてたと思うw

でも、私の就任から半年で

スタッフは全員辞めていきました笑

私が求める基準が高すぎたんです。

私にとっては当たり前の120点。
でもスタッフにとっては100点どころか80点もキツいレベルだったんでしょうねw

店長(私)は当たり前にできることが、
スタッフはできない。

個人売上の差もどんどん開いていき、
店長の私が、スタッフ3人分の売上を一人で作ってる状態。

お互いにとって大きなストレスでした。

私は私で、なんで私ばっかりこんなに忙しいの。
あんたらももっと頑張ってよ。と思ってたし

スタッフはスタッフで、店長すごい忙しそうだけど
私はまだまだだから無理だなぁ…とか、思ってたことでしょう。


私は人に100点を求めすぎる。
そしてそれを押し付けるから、人はついてこれない。

120点を目指すクセ、いまだ治らずw

じゃあその経験を経て
「人に優しくしよう」「80点でヨシとしよう」ってなれたか?

答えはNOです。

今も120点を目指すクセは直ってません!!

直す気もないです。

今の、動画づくりの現場でもそう。
企画、台本、演出、構成、仕上げ…全部に120点を求めてます。

企画台本なんかはAIも使いますけど、
結局全部私が手を加えてほぼ全て書き直しレベルで仕上げてますwAIの意味w

だからこそ、撮影現場で演者指導もするんです。

頭の中で編集済みの仕上がり動画を明確にイメージしながら
足りない要素を撮るのです。

セリフなのか、演技力なのか、動きなのか、表情なのか。

この
理想の形を明確にイメージして、足りないものを補うように仕上げていく
というのはまさに
ネイルのコンペティター時代に培ってきた能力です。

「ここ、ちょっとテンポ悪いな」
「冒頭の一言、もっとインパクト出せるはず」
「このセリフは長いかもしれん、削ろう」

って具合に頭の中で常に赤ペン先生が働いてるんですよ。

だからこそ身についた即興力ですね。

ただ、プロデューサーとしては大きな強みになるけど、
組織づくりとか再現性の観点からすると

これは明らかに弊害です。

再現性 vs 120点主義

最近よく聞くじゃないですか、
「再現性が大事」とか「仕組み化」とか。

誰がやってもある程度のクオリティに仕上がるのが
組織にとっては理想。

でもね、私にとってそれは「手を抜くこと」と同義なんですよ。

他の人でもできるクオリティに落とし込む
=私が求める120点から下げること。
それがどうしても許せない

だから再現性の道に舵を切るのがめちゃくちゃ苦手なんです。

神は細部へ宿る

こうして振り返ると、120点主義って明らかに組織的には欠陥です。
人は育たないし、再現性も作れないし、効率も悪い。

でも、私はそれでも120点を選んでしまうんですよ。

なぜなら、120点にこだわる執念こそが、

私の強みだからです。

と言ってもらえるのは、まさにそのこだわりのおかげ。

私の好きな言葉で「神は細部に宿る」っていうのがあるんですが
どんな分野でも、

一瞬の動きや、0.1ミリの工夫が
全体の作品クオリティを大きく引き上げる

と思っています。

おそらく気づかない人は一生気づかないであろう、小さな小さな変化なんですが
そういう世界で長年勝負をしてきたからこそ
一つ一つ細部にまで、こだわりを持つことを忘れないようにしています。

再現性に寄せて80点を量産するくらいなら、

私は120点を突き詰めたい。

他の人にとっては欠陥かもしれないけど、
私にとっては誇れる武器なんです。

それが欠陥だろうと武器だろうと、私の生き方です。

でも、120点に到達することはありません。
納得のいくものって作れないんですよ。

常に今よりもっと良いものを作り上げられるようになりたい。

それが原動力やエネルギーになって今日も私は頑張れています!笑

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行動しない人に時間割けないのでw