あなたの界隈でも、よくこんな投稿目につきません?
「インスタで集客できません」→「毎日投稿してみましょう!」
「モヤモヤしてます」→「感情を書き出してみましょう!」
こういうの、私は「うすら有益風味の発信」って影で勝手に呼んでるんですが
1ミクロンも刺さってこないです。
なぜこういう“有益ごっこ発信”が刺さらないのか?
原因はシンプルに3つです。
1. 逆に意識高すぎ
SNSを開く人の大半は「学びたい!」なんて1ミリも思ってません。
1ミリも学びたくないんですよ。
現実逃避したい、暇つぶししたい、なんとなく眺めたい。
99%の人はその程度のテンションでSNS開いてるんです。
そんな状態の人に「有益情報まとめました!」
って渡しても、心に届くわけない。
「これ、めっちゃ美味しいねん!食べてみて!!」
ってどら焼き(私が嫌いな食べ物w)を無理やり渡してくる近所の人みたいな感じ。
ありがた迷惑ってやつ。
「学びを届ける!」みたいな意識高い発信は、
そもそも受け取る側のモードとズレてるんです。
2. 抽象的で具体的なエピソードがない
「自分を大事にしましょう」
「ポジティブに考えましょう」
「挑戦が大事です!」
…だから何?
具体的なエピソードがないから、何の話してるのかわからない。
「ふ〜〜ん」って思うだけで自分ごとにならない。
「うん。それ知ってるけど。」で終わり。
逆に刺さる発信は、
「私の失敗談なんだけど、こないだ××に行った時に○○ってことがあって・・・」
「○○の件について他の人は誰も言わないけど、私はこう思う」
「今、時流はこういう傾向があるけど、私はそれは正しいとは思わない」
みたいに、本音かつ血の通ったストーリーがあるものです。
抽象論だけで終わってしまう発信って
まじで何の話してるのかわかんなさすぎて、視聴者置き去りなんです。
3.使い古され尽くした発信ネタ
残酷ですが、あなたが「これは有益!」と思って発信してる内容なんて、
すでに誰かが何百回も発信してます。
何百回も、何千通りも、こすり尽くされてます。
似たような言葉、似たようなスライド、似たようなまとめ。
受け取る側からしたら「またこの話か」でしかない。
今の時代、情報はAIに聞けば秒速で出てきます。
だから「有益情報で勝負」なんて土俵に立った瞬間、あなたの負け。
SNSで本当に求められているのは「情報」じゃなく「あなたのキャラや本音」。
つまり「この人だから見たい」と思わせる要素です。
当たり前の“有益風”はもう刺さらない
有益ごっこ発信が刺さらない理由はこの3つです。
- ほとんどの人は、「勉強しよう」と思ってSNSを見てない
- 抽象的で具体的エピソードがない
- 情報はとっくに発信され尽くしている
これが揃ってしまうと
誰の心にも刺さらず、秒でスワイプされます。
じゃあどうすればいいのか?というと・・・
答えはシンプル。
人の感情をぐわんぐわんと揺さぶる発信をすることです。
もはや「感情を動かす」とかそういう
生ぬっるいレベルじゃ話にならんのよ。
見た人に考えさせ、動揺させ、同情させるのです。
あなただから話せる実体験をもとにしたエピソード
あなた自身が思う、生々しい本音やリアル
人々が惹きつけられるのは、こういうことです。
うすら有益な情報に価値はありません。
当たり前を有益っぽく語る発信は、もうAIに任せときましょう。
人間にしかできないのは、
あなたの熱量と個性を乗せる発信です。
刺さる発信ができたら集客なんて楽勝
多くの人が集客を不安に思ったりするのは、
刺さる発信ができてる感触がないからだと思います。
誰かを敵に回したり、アンチが来るのも怖いとかね。
(炎上した経験がない人に限ってそういうの心配するよね。なぜかw)
刺さる発信ができるようになると、
視聴者からのコメント、DMとかメッセージの量が単純に増えるので、これが一つの指標になりますね。
商品が売れる前兆みたいなものです。
ただし、SNSからあなたを知り、お金を払っていただけるくらいのお客様と出会いたいならね、
心臓えぐってほじくり出すくらいの衝撃を相手に与えないと、絶対に動かないですよ。
発信はキレイゴトじゃなくて、魂のぶつけ合いですから。