ネイルや、特定の世界で長くやってきて、
実績も経験も平民がひれ伏すくらい積み上げてきた先生ほど、
SNSになると急に
自信をなくしません?
キャリアも実績も十分すぎるほどあるのに、
「私って何を発信したらいいの…?」と固まる現象。
あれ、なんなんでしょうか・・
しかも本人は全く悪気なく、むしろ一生懸命なんだけど……
気付けば、普通の技術のノウハウとか、
薄〜いビジネスノウハウとかサロン経営の話とかを語り始めてしまう。
ベンチマークしてるアカウントも、
ペラペラのうっすら発信者だったりして。
唯一無二のキャリアを持つはずの人が、なぜか急に
「そこらへんの発信者」
と同じ土俵に降りてしまう。
格を落として勝負しに行く
あの現象。
見てるこっちが
「あああああ、もったいない!」
って叫びたくなります。
実際、すでに「存在そのものがブランド」で、
なんなら
レジェンド
なのに、この事実に気付いていない先生が多すぎなんです。
薄っぺらい発信者が先に・・・
ハウツー発信。
確かに需要はある。みんな好きですよね。手っ取り早いからw
でも、ここがクセモノで、
この市場はスピードと軽さ勝負です。
表面的に分かりやすいことをテンポ良く喋れてしまう人が先に勝っちゃう。
経験なんて薄くても、勢いで数字が取れてしまうのがSNSの世界です。
そこに、20年のキャリアを持つ先生が
堂々と参戦した瞬間、どうなると思います?
ただただ損する。
本来の深みを
○してしまう。
私はね、これがSNSが作り出した
歪みだと思ってます。
だって、深みを魅力にできるステージにいるのに、
なぜわざわざ浅い池に
足を突っ込まないといけないの?
ハウツーの世界は、ベテランが本気出して戦う場所じゃない。
インスタが上手な
今時のイケイケペラペラ講師に任せておきましょうw
でもね。ハウツーじゃなくて、経験や人としての厚みを活かした
生き様
なら、間違いなくあなたが勝つのです。
キャリアが長いだけじゃない
キャリアそのものがブランドになる人って、
ほんっっっの一握りです。
歴が数年ごときの人には、とてもじゃないけど作り出せない厚みがあるはずです。
なのに!!!
ここを自覚してる先生、ほんと少ない。
キャリアが長いってだけじゃだめなんです。
経験の密度が高い人だけが持てる、
濃い物語ってあるんです。
「何年」じゃない。
「何を」積み重ねてきたか。
コンペ出場歴、サロン運営、スタッフや生徒さんの育成経験、クレームの修羅場、徹夜の練習、フレスカ1000本ノック、先輩に怒鳴られた日、泣きながら帰った深夜、お客様に救われた瞬間。
こういう背景って
ペラペラ発信者が100年かけても語れないことですよ。
そして、ビギナーからベテランまで、
「先生ってそんな苦労もしたんですね」
「わかります…刺さります…」
っていう、この
尊敬+共感の両取り
が起こります。
さらに、ベテラン仲間はどう思うか。
「この考え方、深いな…」
「やっぱこの先生は本物やわ」
と、深度のある人ほど深度のある発信に反応するのです。
これが厚みのあるブランドであり、
唯一無二の強さだと思いませんか。
ベテランは技術ではなく○○でファンを作る
これ、ほんとに大事で。
技術もスキルももちろん武器ですし、
特にネイル業界だったら実際技術見せるリールってめちゃくちゃ伸びるんですが、
発信で人の心を動かすのは
技術じゃない。
価値観
判断軸
生き方
哲学
葛藤の乗り越え方
働き方への覚悟
後輩・生徒さんへの向き合い方
ここが伝わった時に、心が揺れるのです。
「わかる…」「そういう考え方好き」「この人かっこいい」
この感覚がファン化につながります。
ファンって、情報じゃなくて感情で動くんですよ。
だからベテランは、技術解説ではなく
「人生の物語」を発信した方が数字が伸びます。
例え、話す内容が似たり寄ったりだとしても、
言葉の重みが違うから説得力が別格なんですよ。
ハウツー市場では、あなたの価値は活かされない。
人生観で語れるステージに立つことで、ようやく“格”が伝わるんです。
それが本来の勝ち筋。
レジェンドらしい戦い方を
技術を語るより、生き方を語る。
HOW TO より WHY を語る。
経験より経験の“濃さ”を語る。
あなたの過去も、悩みも、乗り越えてきたことも、全部がコンテンツ。
唯一無二のキャリアを持つあなたが、
唯一無二の見せ方をするだけで、発信は一気に別物になります。
ほんっとに勿体無いなあと思う講師の先生、
たーーーっくさんいますよ。
そして、私はこういう人が
本当に影響力を持てる
世界になってほしい。
薄っぺらい発信者ではなく、
本当の実力者が前に出る世界へ。
ここから、さらに強くなれる。

