いやー。仲間っていいよね。
「仲間と一緒に頑張ってます!」とか
「このコミュニティ最高です!」っていう発信。
そりゃあね?
気持ちはわかります。確かに仲間、大事ですよ。
私にも、仲間と呼べる人はいます。実は。
心の支えにもなるし、情報交換もできるし、
時にはビジネスパートナーに発展することだってある。
でもね、ここでハッキリ言っておきたい。
売上を伸ばしたいなら、探すべきは仲間じゃない。
お客様です。
仲間が増えてもお金は入ってこない
「仲間がいるから頑張れる!」って言葉、
起業して300回は聞いた。
だけど残念ながら、仲間はあなたに一円も払ってくれない。
ビジネスにおいて大事なのは「お客様が増えること」です。
仲間は支えてくれるけど、
数字を作ってくれるのはお客様だけ。
居心地のいい仲間と繋がることに必死になって、肝心のお客様を見失ってる人、多すぎます。
厳しいと思われるかもしれないけど、
それってただの
現実逃避やん。
居心地の良さに浸かるな
もちろん仲間がいること自体は否定しないです。
時には背中を押してくれるし、ビジネスのヒントをくれることだってある。
仲間と一緒にイベントを企画したり、何かを成し遂げる経験って
確かに素晴らしいものです。
でもね、その「居心地の良さ」に浸かりすぎると
マジで危険です。
たとえば・・・
フロントセミナーを開催するとき。
ストーリーズで告知を流しても
申込フォームが
ぶっ壊れてんのかと思うほど
申し込みがゼロ。
でも告知記事に対しては、起業仲間からの
「ガンバレ!」みたいな
「いいね」は来る。
でも、申し込みはない。
・・・こういう経験ある人も多いでしょ?
そして行われる、
仲間内の傷の舐め合い。
仲間と繋がって「わかる〜!」「大丈夫だよぉ〜」
とかうすら寒い励まし合いをしながら
「次は頑張ろう♡」って、優しい言葉を投げ合って安心する。
でも、それじゃ売上は上がらないし
お客様の心は動かない。
なぜ申し込みをしていただけないのか
どこが足りなくて、何が良くなかったのかを
ちゃんと見直して改善しないと、
一生、申込フォームぶっ壊れたままw
になると思いません?
自分を奮い立たせられる環境を作れ
仲間の存在に甘えて「一緒に頑張ろう!」で満足してしまうのは、
そりゃあラクです。
実際そこの帰属意識で成り立ってるコミュニティだって
たくさんありますよね。
私はコミュニティそのものを否定してるわけじゃなくて
そこに甘えて依存してる人たちの脳天をぶち抜きたいんですよ。
それで満足してる限り、
成長は止まるんやぞ?と。
必要なのは、自分を奮い立たせる環境を作ること。
「売上を上げなきゃやばい」
「行動しないと置いていかれる」
っていう、ちょっと背筋が伸びるような環境。
本気でお客様を増やしたいなら、
ぬるま湯に浸かっとる暇なんか
ないやろ。
居心地の良さじゃなく、挑戦と緊張感のある場所に身を置くべきなんです。
本当の「仲間」とは?
「仲間」という言葉を都合のいい居場所にしないためには、
仲間=依存関係でないことが大前提です。
たとえば私は全ての人間関係において、
適度な距離感はとても大事です。
人に人生相談とかもしないし、
励まし合い という名の傷の舐め合いもしません。
お互いに精神的・経済的に自立しているからこそ
生産性のないやり取りで相手の時間を奪いたくないし
要件や感謝は手短に伝えるようにしています。
終わりのないラインのやり取りを続けることもありません。
相手の時間を尊重できる
のが本当の仲間じゃないでしょうか。
“お客様優先”を忘れるな
ありのままのワタシ(笑)を受け止めてもらえる環境って素晴らしいよね。
でも仲間依存、コミュニティ依存は危険です。
これを読んでも
「あ〜あたし依存してるわぁ」
って思える人、いないんじゃないかな?
なぜなら、そのくらい
自覚なく仲間に依存してる人が
ほとんどだからです。
仲間探しを優先してる限り、発信はズレていきます。
違う業種の起業仲間のストーリーズ投稿をシェアしたり
所属するコミュニティの素晴らしさをシェアしたり、
つまりお客様のことを考えない発信ばかりになります。
数字が欲しいなら、仲間にエネルギーを注ぐ前に
「どうやってお客様に届くか」
を考えるべきです。
仲間を大切にしながらも、
発信の矛先は常にお客様。
それができる人だけが、SNS発信で数字を作っていけるんです。

