前回の記事で
仲間を探しても数字は上がらん！
探すべきはお客様！！
って話をしました。
じゃあ実際お客様に届く発信って何なん？
という話をします。
SNSに毎日投稿してるのに、
なぜかお客様からの反応がゼロ。
フォロワーは増えてるっぽいのに、
売上には繋がらない。
その違いはシンプルに言うと
届いてるか、届いてないかだけです。
届いてない発信は、どれだけ回数を重ねても
空気です。
チッ素と酸素と二酸化炭素な。
でも、届く発信は
たった1本で世界を変える。
届かない発信の特徴
①自分語りだけ
「今日は◯◯しました！」
「セミナーに行って学びました！」など。
その報告、誰に届けたいの？
何のために報告するの？
②仲間向けの“わかる〜”で完結
「子育てって大変だよね！」
「起業って孤独だよね！」
それ、お客様にどう関係ある？
③情報をまとめただけ
AIが吐き出した台本やテキストそのまま。
PREP法とか起承転結とか形はきれいでも、
温度ゼロ。冷たくも温かくもない、
生ぬるい常温SNS。
THE ふっつーーー。
④無難に寄り添いすぎる
「AもBも大事だよね！」
「人それぞれの正解があるよね！」
結局どっちやねん。
届く発信の要素
じゃあ届く発信って何か？というと
ポイントは4つです。
①届けたい人が明確である
あなたは「フォロワー」が、どんな人で、どんな悩みを持っているか
明確に把握できてますか？？
これ、マジで答えられない人多いんですよ。
ちなみに私の発信を届けたい人は
SNS発信が苦手だけど、やらなきゃいけないとは分かっていて
でも何をすればいいのかわからない、
だけど自分のウデと実績には確固たる自信がある、
職人気質系の起業家・経営者さんです。
そして、実際のクライアント様もそのような方がほとんどです。
②具体的な言葉を使う
たとえばダイエットなら、「痩せたい」じゃ弱い。
「今まで履けてたスカートを久々に履いたら
ファスナーが閉まらんどころか、息を吐いた瞬間ホックが吹っ飛んでいき
流石にやばい！と思った」
くらいの具体的な表現と言葉が必要です。
（＊ちなみに実話です）
具体的なことばを使うから、その情景が頭に浮かび、
「めっちゃわかるー」「あ、私のことだ」ってなるのです。
③感情と温度を乗せる
数字や理論じゃなく、体温が乗ってるかどうか。
「ネイルコンペティター時代、表彰台に上がっていく先輩同僚を見送りながら
最後まで名前を呼ばれない自分が悔しくて、帰りのゆりかもめで号泣した」
「引越しと店舗移転で一気にお金がなくなり、
気づけば預金残高が千円になっていて、次の家賃が払えるか不安で夜も眠れなかった」
そういう具体的で感情がこもったエピソードは、人の心を動かす。
（＊ちなみに実話です）
④正しい視点を持つ
発信者目線じゃなく、お客様の目線。
「私はこう考えてます」じゃなくて、
「◯◯で困ってるあなたへ。これが答えですよ。」
って矢印を相手に向ける。私流だと、
「フォロワーが増えなくて困ってるあなたへ。
大事なのは集客(売上)成果なので、そもそもフォロワーとか増やさんでいいですよ。」
とかです。
届く発信は、この3つをちゃんと満たしてます。
発信＝セールスの前哨戦
ここで誤解してほしくないのは、
発信そのものが売上を作るわけじゃないってことです。
たくさんの共感の声があったり、
たくさんいいねや保存がついて、バズったりしても、
１バズ○円 みたいな構造ではないわけです。笑
ちゃんと動線を組んで、フロントに来ていただけたり
サービスの詳細を知りたい、解決してほしい
という方の個別相談に繋げ、成約をいただくことが大事です。
でもな、
発信が届いてなければ、
その後の商品説明や個別相談にすらたどり着けない。
発信はあくまで“入り口”です。
「この人、なんか私のことわかってる」
「ていうか、この人と私って似てるかも」
「この人ならわかってくれそう」
って思っていただくための前哨戦。
届かない発信を量産してる時点で、
もう負け試合です。
「仲間向け」じゃなく「お客様向け」
ありがちだけど絶対やめてほしいのは、
内輪ネタ全開
の発信になってしまうこと。
これやり出すと、その界隈の外側にいる
いわゆる「見込み客」が
マジで逃げていきます。
そこに、その輪の中に、自分がいないことへの疎外感。
羨ましいけど、みんなが面白がってるのが
わかるようでよくわかんない。一言で言うと
「さぶい」。
内輪で盛り上がるのは、リアルだけにするか、
鍵垢・「親しい人のみストーリーズ」だけにしときましょう。
今日のチェックポイント
今上げてる投稿、読み返してみてください。
・これ、自分語りで終わってない？
・仲間への共感で完結してない？
・無難に寄り添って逃げてない？
・内輪ネタに寄りすぎてない？
そしてお客様が「私のことだ」「めっちゃわかる」
と思える具体性と感情が入ってるかどうか。
矢印がお客様に向いてるかどうか。
これを確認するだけで、
発信の質は一気に変わります。
「お客様に届く発信、できてないかも」と思った方へ。
個別相談では、あなたの発信を一緒に分析して、具体的に“届く発信”へと作り替えます。
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本気で数字を動かしたい方だけご相談くださいね。
