最近、撮影会などで台本を作ってきていただいたものをチェックしたり、
SNSを見てて思うことがあるんですけど
「AIが作ったやつそのままコピペしたやろ」
ってリール多すぎです。
わかるんですよ。直感で。なぜなら、
うすっぺらさが滲み出てるからです。
ペラッペラやで。
もう、わら半紙並み。
確かに、流れはそれっぽい。
「冒頭フック」から「問題提起」→「解決」→「まとめ」って
構成もちゃんとしてて、
いわゆるPREP法とか起承転結とかできてます。
でも、
人の心を動かす温度がゼロ。
過去のリールネタや言葉・台本の使い回しとかね。
特に10本分とか、まとめて台本作ろうとすると
最初は良くても、6本目以降くらいで
さっきと言ってること一緒やんけw
みたいな台本ばかりになります。
これはAIが、学習するからですね。
この人はこういうネタを過去にしゃべってたから、これいれとこうみたいな。
優秀だからこそ、手抜きが上手い奴なんですよ。
AIは。
AIに使われるなよw
AIが便利なのは認めます。私も毎日使ってます。
でもね、AIが出してくれるのは所詮「60点の叩き台」なんですよ。
いや、３０点くらいかな？w
おそらくAI＝人工知能だから
過去のデータからネタを引っ張り出してくるのが得意ではあるんですけど
０から１のアイデアを生み出すのは、
AIは向いてない。
AIが書いた文章を読むと、無駄にきれいで、無駄に一般論で、無駄に優等生。
当たり障りなく「綺麗にまとめました！」って感じ。
つまり「とっ散らかった情報をまとめる」のは得意だけど
SNS発信の
「唯一無二のコンテンツを生み出す」
っていうのはAIはまったく不向きです。
SNSで求められてるのは「答え」じゃなくて
感情の揺さぶりです。
SNSでは綺麗な言葉なんて１ミリも求められてません。
「AIに任せとけばOK」ってマインドの時点で、
発信者として終わってますよ。
“体温”が乗ってない発信は…
そもそもSNSって、人の感情が動かないと何も始まらないんですよ。
AIの台本をそのまま読むだけのリールってさ…
朗読でもしてんのか？w
（猛毒の煽り）
流れはあるけど、血が通ってないから心に残らない。
たとえばAIが出した、
「モチベーションを保つ方法」みたいな台本でよくあるのが
・あなたの感情を紙に書いてみましょう！
・小さな目標を立てましょう！
・ご褒美を設定しましょう！
・仲間と一緒に頑張りましょう！
・・・
フっっツーーーー。
ちゃんと未来のお客さまに届ける気ある？
実際に自分がしんどい時にどう乗り越えたのか、
誰にどんな言葉をかけられて立ち直れたのか、
そういう“物語”が入ってないと何の見応えもないですよ。
AIはあくまで「壁打ち相手」
じゃあAI使うなってこと？？？
違う、そうじゃない。
私だってAI使いまくってるし、効率はめちゃくちゃ上がってます。
ただ、AIの正しい使い方は「壁打ちの相手」。
AIから出てきた台本は、あくまでも骨組みであって、
そこに自分の言葉を吹き込むことで、初めて仕上がるんですよ。
このブログだって、伝えたいことをAIに伝えて骨組みを作り、
上げてきてもらったテキストに
隅々まで修正を入れながら仕上げてます。
私だったらこういう言葉使うなぁ。とか
ここはもっとオモロい表現がいいな。とか
大体８割くらいは修正というか書き直して仕上げます。
生きたコンテンツにするのは
発信者の責任だからです。
AIに依存する人は伸びない
撮影会でも、「台本作ってきてね」と伝えて
AI全出力（バレバレだよw）で作ってくる人めちゃくちゃ多いけど
まじでつまんないからね？w
AIを便利屋かなんかと勘違いしてますよ？？
AIは
・過去のデータをまとめる
・リサーチデータをまとめる
・テンプレートを作る
・マニュアル化する
・いつでも誰でもできるように標準化する
↑こういうのは得意ですが、
・たった一人の心を掴む
・キャラクターに沿った言葉選び
・感情を揺さぶる煽り・問いかけ
・唯一無二の世界観を作る
↑こういうのは、苦手というか無理です。
それはAIというものの特性上のもので、
大体クソつまんないコンテンツ上げてきます。
要するに、AI依存とAI活用は別物なんですよ。
依存と活用は別物。
AI依存は「考える力を捨ててる」状態。
AI活用は「考える力を拡張してる」状態。
この差が、SNSで成果を出すかどうかを決めます。
結論・お前が喋れw
AIが台本を出すこと自体は悪くない。
でも、そのままコピペして上げてる発信は
もはや発信じゃない。
AIの代弁してるだけって発信者として
まじカッコ悪いですよ？
SNSで人を動かすのは、
あなた自身の
経験・言葉・声・表情・そして、感情です。
AIに喋らせるんじゃなくて
自分の言葉で喋れ。
あなたの体温を乗せた発信だけが、人を動かすんです。
