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日常など

Threadsがバズった理由を徹底解剖

先日スレッズに投稿した

「ワークライフバランス?そんなもん、分娩台に置いてきたわ。
女にバランスとか求めてんのは男のほう。」という一文。

気づけばインプレッション20万
いいね6,875

という数字を叩き出しました。ありがたいことにたくさんの人に届いたんですが、

ただ「ラッキー!」で終わらせるのはもったいない。

なぜ刺さったのか?どんな構造で拡散したのか?

ここを冷静に分解すると、発信の再現性が見えてきます。
今回は自分の投稿を題材に「バズの解剖学」をお届けします。

強烈なパワーワード

お分かりでしょうか?

分娩台に置いてきた

この一文から現れる、ワーキングマザーの覚悟。

この世に我が子を産み落とした瞬間から、女性は人生が変わりますよね

スクロールしていた人の親指を止めるインパクトがあったのです。

SNSは最初の数秒で勝負が決まる世界。

曖昧な言葉や当たり障りない言葉では止まってもらえません。

笑ってしまうか、衝撃を受けるか。

そういう強烈な一撃が必要です。

私が代弁したかったこと

子どもを産んでから信じられないくらい様々なことを犠牲にしてきたし、
仕事と家庭をうまく両立しようなんて甘い考えはもうとっくに捨てた。

↑一言一句、共感できない女性はいないと思う。

そしてさらに、この一文では一言も語られていないけど、
文章の裏側から透けて見えてしまう、

「母親なんだから仕事も家庭もうまくやれよ」という

世の中の夫や男性社会からの見えない圧。

圧。

「私もそう」「両立とか無理ゲーやん」
「私もそのつもりで働いてる」

自分では言語化できなかった思いを代弁されたとき、人は感情を揺さぶられ、反応します。

発信で大事なのは「読者の代弁者になること」。

この投稿はまさに、それができたんだと思います。

社会的背景とのリンクが効いた

もう一つ大きかったのは「時事性」。

もちろん高市早苗さんの「ワークライフバランスを捨てて働きまくります!」という発言からヒントを得ています。

社会的なトピックと個人のリアルがリンクすると、共感も議論も広がりやすい。

社会課題としてのワークライフバランスと接続されたことで、多くの人の関心に引っかかりました。

SNSは「今」の空気と接続することで拡散力が増します。

敵と味方を分けた構造

さらに「女にバランスを求めてんのは男のほう」という一文。

これが男性という

ワーキングマザー共通の
「仮想敵」を設定しました。

敵を設定すると、味方が強烈に共感してくれます。

もちろん一部から、批判も来てましたよ。

状況をわかってなさそうな男たちからw

でもSNSでは誰にでも好かれる発信より、敵と味方を分ける発信のほうが記憶に残ります。

これはSNS全般に言えることですが、発信には仮想敵を作ると
一体感が圧倒的に増します。

数字が物語る「感情共感型バズ」

今回の結果は20万インプレッション、6,874いいね。

保存やシェアよりも圧倒的に「いいね」が伸びました。

これは教育型ではなく「感情共感型」のバズだったからです。

知識やノウハウを提供して、リポストで拡散されるパターンもありますが、
今回は完全に「そうそう!私も!」という感情が爆発したタイプです。

SNSのバズは大きく二種類。「学び型」と「感情型」。

どちらを狙うかで構成も変わってきます。

バズは狙える…けど

ここまで整理すると、今回のバズは偶然ではなく「仕組み」が揃った結果です。

これらが組み合わさって、一気に拡散したわけです。

しかし、安易にバズを狙う必要はありません。

私はSNSの運用を仕事にしているので、
こういうバズを起こすことを実績の一つにできますが

普通に起業家がバズを起こしても、残念ながら

見込み客が増えるわけでもなく売上が上がるわけでもありませんw

あなたも次に発信するとき、ぜひ

「誰のどんな感情を揺らしたいのか?」

を考えてみてください。その一文が、次の20万インプを生むかもしれません。

ここまで読んで「うわ、刺さったわ」って人は、
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刺さらなかった人は、このままそっとブラウザ閉じてOK。
行動しない人に時間割けないのでw