前回、他業種の人から「インスタの使い方を教えてほしい」と言われるようになった話をしました。
「ネイルしかない」と思っていた私が、少しずつ違う方向に引っ張られていった。
でも、「よし、動画プロデューサーになろう!」なんて決意は、やっぱり一切なかった。笑
「一生やりたくない」と思った日
インスタの発信を続けながら、当時まだリールが実装される前に、最初に着手したのがYouTubeでした。
ネイル技術の解説動画をアップしようと思い、始めたんですが。
まぁ〜〜〜〜大変。
安易にやり始めたことを大きく後悔しました。
だって私は当時ネイリストで、動画作りなんてやったことなかったから。
編集ソフトだって初めて触るわけですよ。
もう二度と
一生動画編集なんて
やりたくない。
それくらい、最初は苦痛だったんです。
どう考えても、どう頑張っても私には
向いてねえ。
と本気で思いました。
それまで、一本の動画がどんなふうに編集されているのかなんて
考えたこともなかった。
テレビ番組のテロップも、どうやって入れてるのか、
カットってどんな作業なのか、も全然知らなかった。
当時はまだ今のように動画編集ソフトに便利な機能なんてなくて、
自動文字起こしテロップや自動カットもない。
(正確には、あったのかもしれないけど使い方もわからなかった)
カットしてからテロップを入れるという編集作業の順番もわからないので、
一つ一つカットとテロップを入れながら進めていた。
以前ネットで見た、まさにこれ。

いやそれ以上である。正直、
6時間で7分の動画が
作業できるなら相当速い。
しかも、当時の私のPCは動画編集に耐えられるスペックのPCではなかったので
書き出し中にPCがフリーズしてシャットダウンしてしまい、
せっかく作っても、動画ファイルとして書き出せないという状況に。
泣いた。
転期はTiktok上陸
でもその後、TikTokが日本に上陸してきました。
スマホで15秒程度の短い動画を作り続けるうちに、少しずつ楽しくなってきたんですよね。
長尺より短い方が、伝えたいことを絞れる。テンポよく作れる。反応が早い。
何より、スマホのアプリで簡単に手軽に作れるし
アップすれば大体バズるくらいの、
ショート動画バブルでした。
そこへリール機能が実装されて、アングルや画質にこだわってネイル技術の動画を出し続けていたらそれがバズって、「動画ってすごいな」という実感がどんどん積み上がっていった。
気づいたら、動画が私の主戦場になっていたのです。
そんな頃、他業種の人からインスタについて聞かれるようになり
「ネイリスト×インスタ集客」みたいな講座を少しずつやるようになりました。
徐々に、SNSが商品になっていったわけです。
インスタ講座のままでもよかったんだけど。(実際一度ちゃんとやってみたこともありました。)
そこで気づいてしまった、講座の闇に。笑
講座の闇
それは、
どんなに良いノウハウを教えても、やらない人はやらない。
時間がない人には、時間がない。
言い訳する人は、言い訳する。
私が土台を作ってきた、ネイルスクールビジネスと一緒です。
練習してきてと言ってもしない人はしないんです。
「教えること」と「結果が出ること」は、全然別の話なんですよね。
だったら。
ノウハウを教えるより、代わりに私が設計して作ればいい。
そこから、プロデュース型にシフトしていきました。
いいから黙って私を信じてw
プロデュース型にしてよかったと思うことがあって。
「いいから黙って私を信じて」が通用するようになったこと。笑
あれこれ説明して、やる気を上げてあげて、モチベーションを管理してあげて・・
そういうまどろっこしいことが、ほぼなくなりました。
「あなたはこうやれば絶対いける。この話とこの話をするリールを撮らせてください。
編集もいい感じにやっておくんでお任せください。」
それだけで完結するのです。
こちらがイニシアチブを全部握って進めていく。
お客様の提案を全否定することもあるし、逆に取り入れてより良いものができることもある。
でも作業代行ではないから、そこはちゃんと議論します。
時間がない、モチベーションが上がらない、やり方がわからない。
その逃げ道を全部塞いで、「私がやるから任せてついてきな」というスタンス。
それが、私のプロデュース型商品です。
「決めないこと」が大事
でも振り返ると、「動画プロデューサーになろう」と決めた瞬間は一度もありません。
よく「自分の生き方を決めよう」「決めることから始まる」と言うけど、
私は逆だと思う。
もちろん、意思決定を簡単に曲げるなというのはその通りだし、決めることで動き出せることもある。
でも
決めないから、業種をまたげるし
決めないから、柔軟に動ける。
求められるものへの変化に対して、
どれだけ柔軟に合わせられるかがめっちゃくちゃ大事なんです。
ウジウジ悩め、ということじゃなくて。
固執しない方がいいということ。
ネイルに固執していたら、私は「発信力」という武器には気づかなかったし
講座に固執していたら、プロデュース型には辿り着かなかった。
「私にはネイルしかない」に固執していたら、今の私はいない。
発信を続けながら、
固執しないでいたら、
人生が動いたのです。
ということで、次回は
あなたが求められてるのは それじゃない
って話をしたいと思います!お楽しみに。

