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ネイルサロン経営

「時短」ってそんなに大事?

皆さんは「時短サロン」というと、どんなイメージを持たれますか?

・回転率を高めるために、予約をギューギューに詰め込まれそう・・・
・自分は時短には拘らず、のんびり施術を楽しみたい。
・そもそも手が遅いから、自分は時短サロンでは働けないと思う・・
・なんとなく席数やスタッフ在籍数が多くて、売上や利益重視のサロンのイメージ

などなど、あまり良いことを連想しにくい方も多いかもしれません。

でも、私は「時短」って施術のクオリティを高め、お客様の満足度を上げるためにすごく重要なことの1つではないかと考えています。

今日はそんな「時短」の話をさせていただきますね。

なぜ時短は大事なのか

初めにおことわりしておきますが、
時短して施術をなるべく早く終わらせることも、
ゆとりを持ってお客様に楽しくリラックスした時間を提供することも、
どちらも正しいですし、どちらも悪ではありません。

ただ、私自身は

「私たちはお客様の貴重な時間を、いただいている」

という意識のもと、長年サロンワークをしてきました。

お客様はお忙しい中、貴重な時間を割いてわざわざご来店いただいているのだから、そこに感謝し、私たちは出来るだけ手早く仕上げて、お客様の時間を奪わないようにしなくてはいけない。と。

もちろん、多くの予約を入れて売り上げを作るためという裏テーマもありましたが(笑)、

私が担当させていただくお客様は、

営業の外回りの合間に来てくださったり、
お子さんが学校に行っている間に家事を終わらせて来てくださったり、
仕事の後でお疲れの中で立ち寄ってくださったり・・・

などなど、職業に関わらず「お忙しい方」がとても多かったんですよね。

なので、毎回「今日もお忙しい中お越しいただいてありがとうございます」から会話が始まっていたのですが、施術者の私も、その意識がとても強かったので
「次の予定に間に合うように」「少しでも早く帰ってお家でゆっくりできるように」
と、自然に時短を意識して施術をしていました。

もちろんそれが絶対的に正しい考え方なわけではないですし、
「サロンでゆっくりしていただく」というのも1つの考え方です。

ただし、それでも時間の意識というのは最低限必要で、

プロの仕事として、ダラダラと時間を気にせずやることはしない

というのは、時短関係なく大事ですよね。

ましてや「施術が長引いてしまった結果、お客様の次のご予定に間に合わない」というのは好ましくありませんし、下手するとクレームにもなり得ることです。

「予定していた施術時間を守る」ことは、サロンとお客様との信頼関係にも直結することですよね。

時短に必要な3つの要素

では私が実際どのように「時短」をして、施術スピードを磨いていたかというお話をしていきます。

「時短する」と一言で言っても、その要素は大きく分けて3つに分解することができます。

①物理的に、1つ1つの工程の「動き」の速度を上げる

②施術の工程を見直し、省略できるところは省いて施術をする

③施術中のカウンセリング力を高める

順番に説明していきますね。

①物理的に、1つ1つの工程の「動き」の速度を上げる

ジェルを塗るスピード、筆を動かすスピード、爪を削るスピードなど、
物理的な「速度」を上げることで時間が縮まり、トータルで時間短縮をすることができます。
これは、「速い人の施術スピードを間近で見て、それと同じ速度で手を動かしてみる」ことをその場でやってみることで、すぐに取り入れることができるかと思います。

ただ、本当の「見よう見まね」になってしまうと、
同じスピードで爪の表面を削っているはずなのに自分はまだまだ削り残しをしてしまう
ということにもなってしまうので、
どのようなポイントに気をつけながら動かしているのか?などを具体的に聞いてみるといいと思います。

例えば「全体に満遍なくファイルが当たるように、お客様の手や指を傾けながらムラなく削っている」とか、
「目の潰れていないファイルを使うようにしている」とか、
小さなことでも全体のスピードに直結してくるポイントは必ずあるので、それを理解した上で練習してみることが大事です。

②施術の工程を見直し、省略できるところは省いて施術をする

全ての自分の施術の工程を1つ1つ見直し、
「ここのタイミングの仮硬化は、本当に必要かな?」
「この工程は一気にできないかな?」
「この色なら少し多めにジェルを取って、一度塗りで発色させられないかな?」など、

常に頭を働かせながら、無駄な工程を削ぎ落としていくことも必要です。

1から10までの「基礎」をネイルスクールで習得できたとしたら、次は
最短で1を10に到達させるために、3や6を飛ばして同じクオリティで仕上げ、帳尻をあわせることを目標にする、というイメージです。

例えば、カレーを作るとき。レシピ通りであれば、
ジャガイモや人参、お肉などの具材を炒めて火を通してから、水やルーを加える、というやり方が基本ですよね。

もちろんその方が確実に火が通りますし野菜の旨みも出るのだと思いますが、

これを例えば、「具材を炒める」という工程を丸々省いて、
全ての具材を鍋にドーンと入れて水を入れ、圧力鍋で火を一気に通して、最後にルーを加える。

というやり方にしてみても、カレーは問題なく出来上がりますよね。
(私はいつもこのやり方で、約10分でカレーを作ってます笑)

このように、料理などに例えると、「本来はこうすることが正解だけど、この工程を省いても問題なく出来上がる」というものは結構あると思います。

それを、施術に取り入れてみるだけで、時短は実現できます。

③施術中のカウンセリング力を高める

ここまでは、施術に関するポイントをお伝えしましたが、
中には「お客様が施術内容やデザインに迷ってしまって、時間がかかる」というシチュエーションもあるかと思います。

お客様が迷ってしまうというのは、それだけ魅力的なメニューやサンプルがたくさんあるからだと思うのですが、

裏を返せば「どのデザインも、決定打になるほど心に刺さっていない」と捉えることもできてしまいます(笑)

なので、そのようなお客様に対しては、「お客様自身が選び、決めてもらうのを待つ」というよりは、「プロの視点から、お客様に似合い、”それならやってみたい”と思ってもらえるご提案をする」ということも大事です。

女性は、迷います。迷ったら、なかなか決められません。

私も、服を買うときに何回も試着をして、どっちがいいかな〜と店員さんを巻き込んで、なかなか決まらないことがあります。

そんな時に「店員さんも困ってるから、迷ってないで、早く決めないと…!」と焦ってしまうと、余計にわからなくなってしまうものですよね。

なので「最近はどんな服を買われたんですか?」「今日のお洋服と合わせるならこちらがいいですが、よく着られる普段の服に合わせられるなら、こちらの方がコーディネートはしやすいですよ」「お客様は、こちらの方がシルエットが綺麗でスタイルアップして見えますね」など、

少し視点を離して、「服そのもののかわいさ」ではなく、全体のトータルバランスや、他の服とのコーディネート、スタイルアップ、など、さまざまな角度でご提案をしてもらって、心に刺さった提案を受け入れたりすることが多いです。

ネイルの場合は「このデザインの、この指を、別の色にアレンジしましょうか」など、デザインのアレンジなどを提案するのも1つの手ですよね。

そして、そのカウンセリングやご提案を、できれば施術を進めながら、オフやケアなどをしながらお客様の好みや価値観を引き出し、ベースジェルを塗り終える頃には迷いなくお客様が「これにします!」と心を決めてくださっている状態を作れると、トータルの時短にもなります。

時短に囚われすぎないように

ここまで「施術の時短」について長く書きましたが、「時短を心がける事」と「焦ること」は全く違います。

次のご予約のお客様がいるからと、つい焦って施術を進めてしまうと、注意力が散漫になり出血してしまったり、雑な仕上がりになってしまうこともあります。

時短とは、自分の体力や心に無理のない範囲で、お客様の満足度を高めるための1つの要素として、意識してサロンワークをしていきましょう。

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