大切な人を大切にすること

2023年、明けましておめでとうございます。

年末はスパラクーアに行きまして、温泉と岩盤浴で体の芯から温まってきました。

岩盤浴は、スマホやデジタル機器から離れて、ただただ思考をリセットできる時間。
これが私にとって、最近すごく大事だなということに気づきまして。

家にいると、ついつい仕事をするか、スマホを見るか。

なので常に情報に触れている状態で、
何かをしながら何かを考える、という忙しい脳の使い方になってしまい、

何もしていないのにものすごく疲れる、といった
生産性の悪い状態に陥ってしまうのです。

脳が忙しいと、悩み事の結論を出すことがなかなかできなかったり、
「結論の出ないこと」でぐるぐる悩み続けてしまうので、
落ち込んだ気分を自分の力で回復させることが難しかったりします。

「自分はどんな人間でありたいのか？」を常に問う

ちょっと哲学的なことになってくるのですが、
私自身が何か壁にぶつかったり、失敗したり、うまくいかない事があった時。

「私は、どんな人間でありたいか？」

をいつも自分に問いかけるようにしています。

私の中の、理想の自分が答えを導いてくれるような感覚ですね。

これはビジネスだけではなく、生きていく上でのテーマにしています。

どんな人に対しても。それがたとえ、悪意を持った人であったとしても。

そうは言っても、感情が追いつかないこともある

けど、それでも上手くいかないという事実は変えられなかったり、
自分にはどうしようもない事が起こってしまったりすることも、多々あります。

綺麗事で片付ける事ができなくて、落ち込むこともあります。
人間ですもの。笑

特に、ビジネスで起こったことは、
「改善点を洗い出して、再発を防止する」ことをやればいいので
ちゃんと向き合う事ができるので、感情を乱されることはあまりないのですが

プライベートで起こったことは、本当に解決が難しいと感じます。

それはビジネスと違って「解決方法がない」ことも多々あるからです。

感情が収まるまで思いっきり落ち込むとか、時が過ぎ去っていくのを待つとか、
そういう事が一番辛かったりしますよね。

私の場合、離婚を経験していて、
「家庭を守りきれなかった」事が大きなコンプレックスになっているようで

先日息子に「なんでパパと別れちゃったんだよ！」と言われた時は、
久々に心が打ちのめされたような気持ちになりました（笑）

ですがもう現実を変えることはできないし、私にもどうすることもできないことなので、
こんな形になっちゃってごめんね、と話し、この件はおしまい。

いつか息子が成長した時に、こういうことを対等に話せる日が来たらいいな、と思うことにしています。

子育てや家庭環境、パートナーシップなどにおいては特に、
「これをやれば解決する」という方法がない、見つからないことも多いですし、
自分一人ではどうすることもできないことに悶々と悩んでいても仕方がないからです。

自分の感情に向き合うことも大切ですが、
私の場合は、「自分の感情には向き合わないで、なるべく考えないようにする」ことが
感情コントロールの手段の一つになっています。

私にとっての「大切な人」と「大切にしてくれる人」

一緒に毎日暮らしているのが当たり前の息子ですが、
今の私にとって、息子という存在はかけがえのないもので、

おそらく自分の親よりも大切にしたいと思える、唯一の存在です。

ここが揺らぐことは今後の人生で、無いんじゃないかなと思います。

普段は平日も休日も仕事ばかりしていて、ゲームばかりさせてしまっているけど（笑）
いざという時には、自分の命をも喜んで差し出せるのが、息子です。

一方で、「大切にしてくれる人」は、私が厚意を受け取る側の視点になります。

何かあればすぐに連絡してくれる友人、仲間、親、だけでなく、

私を慕って、付いてきてくれる生徒さん・クライアント　もそう。

お互いの利害を越え、一人一人これからもビジネスや師弟を超えた関係を築いて行けたらいいなと思っています。

誤解しないでもらいたいのが、
「私を大切にしてくれない人は、私も大切にしないぞ！！」
って事を言いたい訳ではなく（笑）、

あくまでも「そういう人間でありたい」ということ。
相手の厚意を素直に受け取り、それをまた相手に返せる人間でありたい。

いつも多くの人に大切にしていただき、本当にありがとうございます。
これからも、お互いが大切な存在であり続けられますように。

「私が大切にしたい人」と「私を大切にしてくれる人」を、
心から大切にする1年にしたいと思います。