まずはこちらの2枚の写真をご覧ください。
（まりえさん、早速使わせていただきました！ありがとう☆）
…どっちがスマホで、どっちがプロカメラかわかりますか？
・・・
・・・
正解は、1枚目がスマホ撮影・2枚目が一眼カメラです。
ちょっと小さくなるけど、横並びにすると、
・顔の影の濃さ
・背景のボケ感
・全体的な肌や画像のザラつきの有無
とか、結構違いません？
実はここ、室内ですが少し薄暗くて、スマホだとノイズが乗ってしまうんですよね。
並べて、よく見るとこれだけ違いがあります。
あなたもショート動画を見てて、
なんとなく「なんかこの動画、素人っぽいな」と思うことって
正直あるでしょ？
そう、人って画質の差を“直感的に”見抜くんです。
だからどれだけ内容が良くても、
スマホ画質で暗くて粗い映像を流してたら
「なんか見にくい」「信用できなさそう」
って無意識に感じてしまいます。
別にそれでフォローを外す、とかまでは行かなくても
動画のクオリティを無意識に感じ取っているのです。
つまり、内容以前の問題で、
勝負は画質で9割決まる。
人間って、理屈じゃなくて感覚で動いてます。
「暗いな」「声がこもってるな」「肌がくすんでるな」
・・・って、別に言語化できなくても
”感じ取る”ものなんですよ。
逆に、画質が明るくクリアで、
声も鮮明に聞こえたらどうでしょう？
「ちゃんとしてる」「なんか信頼できそう」
っていうのを感じ取って、視聴者は続きを見てくれる。
ショート動画の質、めちゃくちゃ上がってるからこそ
見る側も目が肥えてきてるんですよ。
すっごいスピードで。
だから、ちゃんとそのスピードに乗って、ついていかないといけないです。
「スマホで十分」の大嘘
ここでよく出てくるのが、こういう声です。
「いやいや、スマホでも十分撮れるし」
ええか？
十分かどうかを決めるのはあなたじゃない。
視聴者です。
しかもスマホで“十分”って言ってる人に限って、
・暗い部屋で、蛍光灯の下で撮ってる
・マイク使ってない
・背景は白い壁と申し訳程度の植物
・低画質で動画を書き出している
…と、
不快要素を盛り込みまくってる。
「内容が良ければ伝わる」なんて幻想です。
発信者は“見せ方”まで責任を持て
じゃあプロ撮影のメリットって何か。
・肌の質感が自然に見える
・声や空気感がクリアに届く
・背景や小物の写り込みの位置・画角
・色味や雰囲気が整って「ちゃんとしてる感」が出る
・テロップ位置・アップや引きの強弱編集まで考慮したアングル決め
最初にお見せした写真のように、
スマホ撮影と並べて見せれば一発でわかる。
もう言葉で説明する必要もないレベルの差です。
「いやでも、機材にお金かけられないんです」
「動画でそんなに変わります？」
そう思った人もいるでしょう。
でもね、私は撮影機材や環境にこだわって、
できる限り整えるのは
視聴者への礼儀
だと思ってます。
数字に直結するわけじゃないから、
内容勝負だから、とか、
確かにそれもあるかもしれないけど
たとえば人を自宅にご招待する時、
お家、綺麗に掃除しますよね？礼儀として。
飲み物やお菓子も用意しますし、
化粧もしますよね？礼儀として。
見やすい動画を作ることは、それと同じで
私は見てくれている視聴者への礼儀だと思うのです。
画質勝負のジャンルは特に！
私はもともとネイリストなので、
ネイルをはじめとした美容系ジャンルの発信は本当によく見てるんですが
まーあ素敵な技術を持っておられるのに
撮影下手すぎて損してるネイリスト
めっちゃくちゃ多いですよ！！
はっきり言って、
ネイル界隈だと、私とあと数名の先生と、
あと海外のアカウントくらいしか
「綺麗な映像だなー・・・」って思える動画上げてません。
せっかくの技術、台無し。
本当にもったいない…w
ネイル・メイク・まつげ界隈の技術動画扱ってる方は
全員一度撮らせてほしいです、マジで！笑
被写体を美しく撮って表現するのって本当に大事なんですよ。
美を扱うなら、映像にも美を！
現場からは以上です！！！！！
